hp/compaq nx5000 マルチベイ
光学ドライブ用ブラケット加工手記

nx5000のマルチベイには現在DVD-ROM/CD-RWドライブが入っています。
汎用DVD±Rドライブにアップグレードさせたいので、
身近にあったスリムCD-ROMドライブを使って試してみました。

本体2004年11月に購入したhp/compaq nx5000
元のドライブ純正コンボドライブGCC-4241N(DVD-ROM/CD-RW)
テスト用ドライブSAMSUNG SN-124(CD-ROM)

※以下に示す内容を行うと、ドライブに関して(下手すると本体も?)
ほぼ間違いなくメーカーからの保証は受けられなくなります。

このページ作者は第3者が以下の内容を行った後に生じるいかなる現象においても 一切の責任を負いません。
全て本人の自己責任の元で行ってください。


1. 取り外しと加工

本体から取り外し、ネジ止めされているブラケットを外します。
ブラケットは左右、背面と三つのパーツにわかれています。

( i ) 背面ブラケットと変換アダプタ

背面ブラケット初期状態
(写真では左右のブラケットは外してあります)

ブラケット金具を外したところ。
ドライブ下部と基盤がシールでベタっとついてます。
多分はがすと保証ききませんよーってことなんでしょうね。
基盤右側がドライブとつながってるのでゆっくり
少しずつ外します。

背面の比較
下がGCC4241、上がSN124です。
ネジ穴の位置も同じ、これに関しては問題ありません。
※上の写真とは向きが上下逆になっています

( ii ) 右ブラケット
小さな突起を削るだけで対応できます。

右側のブラケットです。
たいていの精密ドライバーなら届くと思います。

うちのは届かなかったわけだが・・
おかげで最初に加工したのはドライバーです。orz

下がGCC4241、上がSN124です。
GCCでは左から2番目、右から2番目の穴が汎用位置です。
が!使用しているのは左から3番目の穴。
左の汎用の穴には突起がはまります。
右はそのままネジがささりますが、
3番目の穴が突起用です。

枠内が削った部分の2箇所です。
今気づいたのですが、左側、削る必要ありません・・・。orz
穴にはまりますもんね・・残した方が良いでしょう。

背面と右側のブラケットを取り付けたところです。
右側ブラケットは写真奥側のネジと
背面ブラケットとのネジで固定されます。
背面向かって一番右のネジは変換アダプタを通り
右側ブラケットまで通じています。

( iii ) 左ブラケット
コレが一番厄介です。

まずは取り付いてる状態。
ネジの位置を確認します。
普通のドライブには無い位置にネジがとりつけられています。

上がGCC4241、下がSN124です。
穴が通常よりもたくさんあいております・・。
一応共通の穴はありますね。


左から2番目の穴が今回あけた穴。
右側にある四角い窓は、本体に挿入した時の
ロック用のパーツがひっかかる部分です。
上の写真でわかる通り、汎用の穴の位置にありやがりなされます。
なお、このパーツはひんまがりやすいので気をつけましょう。

あけた穴の拡大。
付属のネジでは足が短くて届きません。
適当なネジで一応本体に取り付けることはできたのですが、
そのままでは反対側 が浮いてしまいます。
なんとか反対側も固定する方法を考えたの
ですが、
1. ドライブにネジ穴を切る
2. ボンドでくっつける
3. テグスで巻く
4. 両面テープ

良い方法は思いつきませんでした。

ので、これは却下いたしました。

代案として、
新たにアクリル板でブラケットを作りました。
厚さは2mmほど、適当に切り出して面取りされてます。
汎用の穴の位置に穴をあけました。

穴の拡大。
ネジ頭を板よりも埋没させるためすり鉢状になっています。

付属のネジは足が短いので、汎用3.5FDDから
使えそうなやつを探してつけました。
写真では完全に埋没していませんが、
今回はそのままいきます。

一番左が左右ブラケットに使用されていたもの。
真中が背面ブラケットに使用されていたもの。
一番右がジャンクFDDから抜き取ったネジです。
影で見づらくてごめんなさい。


2. 取り付け


全てのブラケットを取り付けた状態です。

元のドライブです。

ドライブを本体スロットに差し込みました。
純正よりもやや頼りない感はありますが
奥まですんなり入りました。
ロック用ノッチは完全にスライドしていません。
アクリル板かネジのところまでで止まっています。

入りきっていないようにも見えますが、
しっかりカチっと奥までささっています。
この状態でベゼルがやや干渉しますが、
ひっくり返したら問題ありません。

デバイスマネージャで確認
この後、普通のCDを入れて読み込みも確認できました。

※ ドライブの引き抜き
引き抜くときはベゼルを慎重に引っ張ります。
この時ベゼルが壊れて外れたりしたら
えらいことになる気がします。
まぁ裸でつかってる人もいますが・・

純正ドライブには持ち手になるような小さい
パーツがついていますね。


3. ベゼルについて

ベゼルは今回外しませんでした。
固定用のツメはベゼル下部のRで隠されているようです。

SAMSUN製ドライブについていたベゼル(DELL用)

元のドライブ。
イジェクト用穴とボタンの位置が違う。


4. まとめ?

右側ブラケットのベゼル側にある突起をヤスリで削りおとすまでは
割と簡単だと思いますが、
左側のブラケットをどう扱うかがポイントだと思います。
アクリル板の加工は多分難しいです。
専用の工具が必要になると思います。

瞬間接着剤でくっつけるか、両面テープとテグスで固定するか・・
いっそのことなしにして、ゴムでもつめとくか・・・
良い案があれば教えてください。m(_ _)m
最後になりましたがきっかけをくれたトッシーさんはじめ他の名無しさんに感謝いたします。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送